ペットとのお別れがそろそろかもしれないと感じるとき

動物病院カウンセラーの、宮下ひろこです。
風邪が流行り始めていますが、
お元気でお過ごしでしょうか?


さて、いきなり質問なんですが・・・


あなたはパートナーであるペットとのお別れ、

想像したことありますか?

日常で考えることはあまりないですよね...(;O;)


でも、今日は、

ちょっとだけ想像してみて下さい。

 

大好きなペットが、

どのような表情で、

どんな場所で、

どのように過ごしていてくれたらいいなぁって、

思いますか?



そして、

そのときあなたは、

どのような気持ちでいたいと、

思うでしょうか?


あくまでも理想でいいです^^

思い描いてみてください。


わたしは、

願いが叶うなら・・・


穏やかな寝顔で、

あたたかい落ち着いた場所で、

苦しかったり痛みのない状態で、

スヤスヤ眠っていてほしいなぁと思います。



そして、

一緒に時間を過ごせた喜びと共に、

出会いに感謝する気持ちのゆとりを持ち、

愛しい「その時」を穏やかに迎えたい。


たとえ、そばにいられないことがあっても、

つながっている感覚を持っていたい。


そう思っています。



もちろん、

こればかりは実現できるか保障はありません。

でも、

「そうありたい」と心のどこかで一度考えておくことは、

大事なことかもしれません。



というのも、

ペットのお別れがそろそろかもしれない…

というときは、

かけがえのない存在と思っているからこそ、

誰もが不安や心配な気持ちになります。



悲しみや辛さから、

思わずため息が出ていて、

それに気づいてまた落ち込む…


そのような負の感情に

おちいってしまうことだってあります。



そういうときの人間の変化、

じつは近くにいるペットたちが

最も敏感に感じ取っています。


「心配だなぁ…」

「だいじょうぶかな?」

そんな動物たちの声が聞こえてきそうです。


そんなときこそ、

ふと思い出してもらいたいのです。


どのように、

この子とお別れをしたいと思っていたかな?

わたしはどんな顔で、

最後の時間を過ごしたいって願っていたんだっけ?

って。



常に元気を装ったり、

明るくふるまう必要はないですが、

動物たちと過ごすときは、

あまり思いつめず、

できれば今までと何も変わらない心で、

普段通りの暮らしを心がけると、

ペットも穏やかに安心して過ごしてくれるように思います。



とはいえ、

どうしてもしんどくなったときは、

我慢せずにお友達や家族と過ごし、

言葉や涙で気持ちは表現しましょう。


そして、

溢れそうな感情は、

全て出しきっておきましょうね。



ペットのターミナル期、

ペットのケアだけでなく、

あなた自身の心のケア、

大事にしてください。



それが、

動物と最期まで笑顔で過ごせる秘訣かもしれません。


動物病院専門カウンセリング&ペットロス相談

ペットとの出会いから旅立ちまでの絆を大切に。

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